人文系の研究が役に立つことについて
「人文系の(お前がやっている)研究は何の役に立つのか」という問いにはあいまいな部分があって
・「人文系の研究をすることはお前の人生にとって何の役に立つのか」
・「人文系の研究をすることは社会にとって何の役に立つのか」
の二通りの解釈があると思う。
また、「何の役に立つのか」の解釈も、
・「どんな良いことがあるのか(くらいのふわっとした意味)」
・「どう金になるのか」
の二通りがあるのではないだろうか。掛け算して計4通り。
・「人文系の研究をすることはお前の人生にとってどんな良いことがあるのか」
・「人文系の研究をすることはお前の人生にとってどう金になるのか」
・「人文系の研究をすることは社会にとってどんな良いことがあるのか」
・「人文系の研究をすることは社会にとってどう金になるのか」
あまり個人的に聞かれることはないのでわからないが他にもあるかもしれない。
役に立たないと言われる研究をしていらっしゃる皆様(人文だけでなく、理学とかもそうなのだろうか)におかれましては自分の研究分野・研究対象に関してこういったことをあらかじめしっかり考えておけば無駄に消耗することはなくなるのではないでしょうか(金にはならないという答えになるかもしれないけれど)。あと各分野はどんなふうに「役に立つ」のか知りたいので、是非とも何かで発信してください。